藤浪監修の入浴剤「晋太郎の湯」誕生へ

 藤浪による、藤浪のための「名湯」が誕生する。阪神・藤浪晋太郎投手(19)が、契約を結ぶ医療機器メーカー「ファイテン社」とともに薬用入浴剤「晋太郎の湯」(仮称)をプロデュースすることが10日、分かった。高校時代から「長風呂好き」を自称する右腕にとって「2年目のジンクス」打破をサポートする強力な援軍になりそうだ。

 イチローの湯もなければ、松井秀喜の名湯、マー君の秘湯…なんてものもない。日本温泉協会によれば、全国には3000を超える温泉地があるという。さすがに温泉のネーミング・ライツは贈呈されないが、ファイテン社が「長風呂を好む」右腕をサポートするため、新たに薬用入浴剤の開発を始めた。

 その名も「晋太郎の湯」。既に同社が本人にその趣旨を伝えており、藤浪本人監修のもと、今春5月の完成を目指すことになった。商品開発の担当者は「本人の体にプラスになるものを商品化したかった」と説明。今後、藤浪に直接ヒアリングを行い、湯の香りや成分を検討。その上で専門家が温浴効果の高い泉質を追求していく。

 藤浪は既存商品「ふぁいてんの湯」を愛用しており、疲労回復のアイテムにしてきた。ダルビッシュも公式ブログで「疲れを取る中で、かなり期待している入浴剤」とつづった逸品だが、今回の新商品は名の通り、より晋太郎好みの「湯」に仕上げるというわけだ。

 疲労回復の手段として湯の効能は心強い味方。いつどこででも、浴場でサッと袋を振れば癒やされる。新人10勝右腕の真価が問われる2年目。「晋太郎の湯」が、ジンクス打破を後押しする。

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