藤浪、学問の神様に“脳”力UP誓った
阪神・藤浪晋太郎投手(19)が25日、大阪市内の大阪天満宮で行われた「福玉まき」に参加した。過去最高の約2000人の参拝者の前で、リーグ優勝を宣言。学問の神様・菅原道真公が祭られる「天神さん」にあやかり、野球脳アップを誓った。
スナップスローで、福玉を四方八方に投げ入れた。参拝者は過去最高の約2000人。「藤浪フィーバー」は今年も健在だ。青色の法被をまとい、あらためて優勝を誓った。
「昨年は優勝できず悔しい思いをしたので、今年は優勝できるように頑張ります!」
大阪で生まれ育ったが、大阪天満宮を訪れるのは初めてだった。「天神さん」は学問の神様である菅原道真公が祭られる。この日も多くの受験生が合格祈願に訪れたが、野球選手・藤浪は『野球の学問』を極める。
「(学問の)神様にあやかりたいですね。学問はしたくないので…、野球に関しては、しっかり勉強しようと思います」
先乗り合同自主トレに参加する沖縄でも、野球だけに集中する。26日の出発を前に「いつも通り、必要最低限のものだけ持って行きます」ときっぱり。
午前中は鳴尾浜のブルペンで31球投げた。春季キャンプに向けて準備も整った。「シーズンに向けて調整するためにしっかり体調管理をしてコンディションを上げていきたい。去年ほど取材もないと思うので」と2年目の余裕も漂わせる。
今オフはインステップ幅の改良、体重増に取り組んだ。ここに野球脳アップが加われば、まさに鬼に金棒だ。