「阪神２軍春季キャンプ」（１１日、安芸）

　ドラフト１位ルーキー・岩貞祐太投手（２２）＝横浜商大＝と小嶋達也投手（２８）が、第３クールから宜野座組に合流することが１１日、明らかになった。代わって右腕の違和感を訴えた白仁田寛和投手（２８）が同日、安芸組に合流した。

　岩貞は合同自主トレ中に風邪をひき調整が遅れていたが、安芸キャンプでペースを上げてきた。１０日にはフリー打撃にも登板し、第２クール中に安芸組を視察した黒田ヘッドコーチも「しっかりブルペンでも投げられている」と好印象を口にしていた。

　この日朝、吉報が届いた左腕は「うれしい気持ちはあるが、やることは一緒。実戦も近いのでその辺を考えて投球したい」と意気込みを口にした。早ければ第３クール中にも実戦マウンドに上がる見通しだ。

　また、安芸に合流した白仁田は右手指先から肘にかけて違和感があるといい、「投げられるようにやっていきたい」と気持ちを切り替えていた。