和田監督、掛布DCに若手へ“喝”期待
「阪神春季キャンプ」(12日、宜野座)
和田豊監督(51)が、沖縄県読谷村内のチーム宿舎で取材に応じ、この日、合流した掛布DCに、若手への“喝”を要望する考えを示した。
13日からの第3クールは3試合の実戦が組まれており「いいタイミングだね。掛布さんに入ってもらって、若手もグッとくるものがあると思う」。さらに「(若手は)だいぶ良くなっているんだけど、“喝”を入れてもらおうか」と笑った。
第2クールまでの若手の評価は「あっぱれ」ではなく、「喝」だ。練習では連日、バント失敗が続き、アピール不足。マートン、鳥谷ら主力打者の状態の良さが目立ち、若手には物足りなさを感じた。
第3クールからは容赦なく、ふるい落としていく。14日のサムスン戦、紅白戦、DeNA戦と3試合連続の実戦。開幕1軍をかけたサバイバルがいよいよ始まる。
まずは「向こう(安芸)の話を聞いてから」と指揮官。掛布DCの“参戦”で宜野座に刺激を与える。