ゴメス14日フリー打撃で柵越え連発予告
「阪神春季キャンプ」(12日、宜野座)
新外国人マウロ・ゴメス内野手(29)が14日に解禁する屋外フリー打撃での柵越え連発を予告した。キャンプ休日のこの日、沖縄県読谷村の室内練習場で打撃練習を行い「あさっては皆さんを喜ばせるような打撃練習をしたい」と意気込んだ。
「自分は広角に打って仕上げていくタイプ。驚くような練習をしてきた選手じゃないので、そこは理解してほしいけど…」と前置きしながら、報道陣から柵越えを期待していると振られると、笑みを浮かべてうなずいた。
注目度は破格だ。午前11時、宿舎併設の室内練習場に入ったゴメスの後を追うように和田監督らチームスタッフが続々と姿を見せた。黒田ヘッドコーチ、吉竹野手総合コーチ、高橋打撃コーチらに加え、トレーナー2人、広報3人のほか計16人の球団関係者、41人の報道陣が新助っ人の休日返上練習に駆けつけた。
ウオーミングアップの後、狭いケージ内でオマリー打撃コーチ補佐の投げる球を計65スイング。ほぼ完ぺきなインパクトで左右のネットを揺らした。「試合?まだそういう段階ではないけど、少しずつそういう状態にしたい」。順調に階段を上れば、実戦デビューも、そう遠くはなさそうだ。