西岡は収穫の初実戦 2の0に課題も

 「練習試合、阪神3-6LG」(25日、宜野座)

 右肘を痛めていた阪神の西岡剛内野手(29)が今キャンプ初実戦出場。2打数無安打に終わったが、長打力アップへの手応えと課題を口にした。

 スイングが明らかに違った。昨年以上のヘッドスピード、今まで使っていたバットが長く見えるほどきれいなスイングを見せた。だが第1打席は高々と上がった二飛、第2打席も高く舞い上がる右飛。交代後に「打ち損じてもうた~!」と悔しさをにじませたが、右肘痛を乗り越えてのフルスイングが大きな収穫だ。

 「ストライクゾーンを思い切り振れたのは収穫。ただ実戦では捉えないと。調整していきます」と次戦、3月4日のソフトバンク戦へ向け、微調整を重ねていく。

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