今成2安打!攻撃型2番でも好調ナリ

 「オープン戦、阪神5-6日本ハム」(8日、甲子園)

 攻撃型オーダー誕生だ。今成が今年の実戦で初めて2番で先発。マルチ安打で起用に応えた。

 「打順は気にせず、サインが出たらきちんとやって、出なかったらいつも通りの打撃をしようと思った。違和感はなく入れた」

 六回無死一塁はフルカウントからの8球目、クロッタの147キロをたたいて左前打。七回2死一塁は矢貫の低めの直球を完璧に捉え、右翼フェンスにワンバウンドで当たる適時二塁打を放った。

 和田監督は巧打とパンチ力を示した打撃に「オプションとしてあり得ること。今成の状態がいいので、そういう布陣もある」とシーズンでの2番起用を示唆。今成は昨年8月に2度、「2番・右翼」で先発している。今年は三塁も守れるようになっており、今後も実現する可能性は高い。

 「早いカウントは長打を狙っていきたい」と意欲的だった背番号49。新井良との正三塁手争いを勝ち抜けば、打線のバリエーションがまた一つ増える。

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