能見、今年初セ相手も気にしない
阪神・能見篤史投手(34)が13日、登板予定の15日のDeNA戦(横浜)に平常心で挑む考えを明かした。1軍では今季初めてセ・リーグ相手に投げることになるが、まずは自身の投球に集中して結果を求めていく。
「(セ・リーグ相手でも)それは関係ない。いろいろと想定はしますけど」
多少の戦力の入れ替わりはあるものの、毎年対戦している相手だ。前回の登板こそ、開幕の相手となる巨人とのオープン戦を回避する形で、9日の教育リーグ・中日戦(鳴尾浜)に先発。4回4安打2失点だった。
今回は、セ・リーグのチームでも回避することなく勝負を挑む。手の内を隠すといういうような大げさなこともしない。直球を一つのテーマに置く中で「(今回のテーマも)その辺と思っている。抑えにいかないと」と、シーズンを想定して投球していく。
この日は、甲子園の室内での指名練習に参加。ブルペンでの投球練習だけでなく、ショートダッシュやマシン打撃などで汗を流した。
「(試合で打席に)立ちたいですけど、立たせてもらえないので」と能見。練習を重ねる打撃の成果を見せるのはまだ先だ。開幕に向け、入念に準備を整えていく。