開幕前に岩田醜態…2軍で4回10失点

 「ウエスタン、中日10-1阪神」(27日、ナゴヤ)

 阪神・岩田が醜態をさらした。開幕前の最終登板で、先発して4回15安打10失点(自責点7)。予定の5回を待たず降板した。

 「(不安は)ちょっとどころじゃないやろ。打球がゴロなら良かったけどな」。視察した山口投手コーチは力なく話した。初回こそゴロを打たせていたが、痛打され続けた二回以降に不満を感じた。

 失策と拙守が重なり、初回に3失点。「失策のあとは抑えないといけなかった」と岩田。それ以降は直球が走らず、2軍中心の打線に15安打を許した。投手・山内にも2安打された自身の内容を責めた。

 開幕2カード目、4月2日の中日戦(京セラ)の先発に向けた、最終調整のマウンドだった。すっきりした状態で開幕を迎えるはずが、大きな不安を抱えたまま、竜斬りに臨むことになった。

 残り5日。ブルペンで修正していくか、との問いに「それしかないです」と気丈に答えた左腕。相性のいい中日戦では、本来の投球を見せてくれると信じるしかない。

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