和田監督、首位攻防戦は「1発目大事」
屈辱を晴らすべく、今季初顔合わせでコイを粉砕だ!阪神・和田豊監督(51)は14日、首位攻防となる15日からの広島3連戦で相手の機先を制す勝利を挙げると誓った。
5連勝の勢いを持って、敵地・広島へ乗り込む指揮官。「いい流れは大事にしたいけど、(対戦が)ひと回りするまではね」と好調さにも浮かれず、あえて気を引き締めていた。だが、昨季の屈辱を忘れたわけではない。
昨季の広島との対戦では、最後の10試合を3勝7敗と大きく負け越してレギュラーシーズンを終了。何とか2位を確保して聖地・甲子園でのCS開催に持ち込んだが、負の流れを断ち切れずに2連敗でCS敗退となった。
それだけに、今年最初の対戦は重要となる。和田監督は「最初が大事?それはあるね。やっぱり1発目の戦いが大事になる」と語気を強めた。打線は好調。そして、自慢の投手陣も安定感を取り戻した。コイをたたいての“奪首”で、一気に突っ走りたいところだ。