打率・１２８と不振にあえぐ阪神の福留孝介外野手（３６）が２１日、甲子園で行われた指名練習に参加。約３０分の特打では巨人・阿部などが取り入れる“ツイスト打法”を実践して復調へのヒントを探った。
ボールを打ちに行く上半身とは逆方向へ下半身を動かす打法。フリー打撃の序盤、何かを確認するように、この動きを繰り返した。一般的に体が前へ突っ込まない、バットの抜け方を良くするなどの効果があるが「それだけじゃない。一つの動作でいろんなことを勉強しながら」とその意図を明かす。
和田監督は「もともと振り込んでつくっていくタイプ。もう少しだよ」と復調の兆しを感じ取っている様子。安定した守備力があるだけに、本来の打撃が戻れば確実にチーム力はアップする。
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