上本が実戦復帰即ヒット!交流戦合流も

 「ウエスタン、阪神5‐1オリックス」(17日、鳴尾浜)

 右手親指を骨折した阪神・上本博紀内野手(27)が、2週間ぶりに実戦復帰した。ウエスタン・オリックス戦に「1番・二塁」で先発出場。2打数1安打、1四球で六回終了まで出場した。

 実戦勘は鈍ってはいなかった。初回、小松の直球を中前にはじき返す安打で出塁。北條の5球目に二盗に成功した。続く西田の打席には、捕手が投球をはじいた隙に三塁へ。アウトになったが、いきなりエンジン全開の姿をみせた。

 右親指にテーピングを巻いての出場も、「試合に影響が出るほどではない」。四回には左翼フェンス手前への大飛球。第3打席はバットを振らず四球を選んだが、故障箇所をかばうことなく、フルスイングができている。

 守備機会はなく六回終了で交代した。シートノックでも「いつもと変わらずに送球できている」と守備に問題がないことを強調。視察した黒田ヘッドコーチは「順調にいけば」と20日の交流戦開幕での合流も示唆した。18日も2軍戦に先発出場予定。1軍復帰への総仕上げとする。

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