岩崎よ踏ん張れ!4・24以来遠い3勝目

 「交流戦、阪神2‐13西武」(29日、甲子園)

 届きそうで、届かなかった。勝利投手の権利まであと1アウトに迫っていた中で同点に追い付かれてしまい、ベンチに下がる結果となった。阪神・岩崎は4回2/3を6安打2失点。初の交流戦登板は、悔やまれる一戦となった。

 「2点を先制してもらいましたが、追い付かれてしまい、申し訳ないです。もう少し長いイニングを投げないといけませんでした」

 2点リードの五回だ。1死からの連打で1点を失い、なおも2死三塁となると、栗山に対して追い込みながらも5球目を右前に運ばれて同点とされた。続く中村の場面で鶴に代わって降板した。

 「全体的に、大事なところで甘くいってしまっていた。(五回も)踏ん張れたら良かったですけど」と岩崎。二回は先頭からの連打での無死一、二塁を、四回は1死二、三塁のピンチを招きながらも無失点に抑えていた。粘りを見せていた中での五回の失点。一つの「壁」になっている。

 この試合まで、3試合連続で五回に失点していた。岩崎自身も「そういうことも頭に入れながらでした」と意識していたイニングではあった。

 これで、4月24日の中日戦の2勝目から、白星から遠ざかっている状況に。次のステップに進むためのヤマ場。苦しくても乗り越えるしかない。

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