和田監督、ザックJに「底力これから」

 「交流戦、西武1-8阪神」(15日、西武ド)

 負ければ貯金ゼロ、西武戦4戦全敗という屈辱的な数字が迫る戦いで猛虎が底力を見せた。

 1点を先制するも三回に同点とされる。漂う不穏な空気。だが、猛虎は逆転を許さなかった。五回に決勝3ランを放ち、窮地を救ったのは若虎・緒方。「真っすぐを一振りで仕留めた。あそこで打つというのは、そういうもの(運)を持っているんだろう」と和田監督。その類いまれな勝負強さを称賛した。

 世間はブラジルW杯で熱を帯びる。指揮官も「日本国民、みんなが気にしている」と日本代表の躍進を願う1人だ。初戦のコートジボワール戦は敗れたが「次、その次と何とか勝って決勝トーナメントに行ってほしいね」とエールを送った。

 さらに和田監督は「日本の底力はこれから。期待しています」と力を込める。この日は苦しみながら、西武に一矢を報いた。17日からは甲子園で交流戦の残り4戦に臨む。さあ、猛虎が真の底力を見せるのも、これからだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス