虎の守護神・呉、平常心で鷲にリベンジ
阪神・呉昇桓投手(31)が20日、平常心で楽天へのリベンジを果たすことを誓った。
3日の同カード(コボスタ宮城)ではリードを守れずにサヨナラ負けを喫した。次こそは。その思いを胸にしまい、冷静に再戦へ臨む思いを語った。
「今までと同じ気持ちでやっていくのが大事。特別なことを思ってやるのはいけない」
ただ、その上で自身の修正は忘れていない。交流戦は3度の救援失敗があり、中西投手コーチから「ランナーを気にするな」とアドバイスを受けた。
呉昇桓は「自分でもそうだなと思った。韓国時代は走者を気にしていなかった。一番は、まだ日本の選手がどんな感じか分からないことにある」と分析した。
対戦数が少ない交流戦では、選手の特徴を完全には把握しきれない。それが微妙な気持ちの変化を生んでいた。「まだまだ(相手選手を)勉強します」と呉昇桓。綿密なデータ収集で平常心を保ち、虎の絶対守護神へと進化するつもりだ。