鳥谷、右膝痛で検査…指揮官は軽傷強調
阪神の鳥谷敬内野手(32)が24日、右膝に痛みを訴えて甲子園での全体練習に参加せず、病院で検査を受けた。数日前から違和感のため、大事を取っての処置。27日の中日戦(甲子園)から再開するリーグ戦出場に問題はない見込みだ。
練習が始まっても、背番号1がグラウンドに出てこない。今季もフルイニング出場を続ける主将が、まさかの離脱か‐。だが、最悪の事態は回避された。和田監督が軽傷を強調した。
「右膝の回りにちょっと気になる箇所がある。痛いと言っても休むような選手じゃないし、試合(の出場が)どうこうではない。本人が安心できるための検査だから」
鳥谷は交流戦終盤から違和感を抱えていたという。「きのう痛くなってきょう検査、というわけではない。何日間か持っていた」と指揮官。関川打撃コーチも「ずっと試合に出て疲れもたまっているだろうし、離脱されたらこっちが困るからね」と早期の回復を願った。
主将は検査後、甲子園室内で体を動かした。25日からは甲子園での全体練習に参加する予定だ。状態が落ち着くまでは練習メニューは落として、試合出場への態勢を整える。