西岡「一生、忘れられない試合になる」
プロ野球は27日からリーグ戦が再開する。交流戦で貯金0となり、4位中日と1ゲーム差まで縮まった阪神には、3月30日に東京ドームで肋骨(ろっこつ)骨折などの大けがを負った西岡剛内野手(29)が3カ月ぶりに復帰する。
西岡は26日、甲子園で行われた1軍の全体練習に合流した。フリー打撃や三塁の守備位置に入ったノックなどで汗を流し、復帰戦となる27日の中日戦へ最終調整を行った。
3月30日の巨人戦以来となる1軍の舞台を、「一生、忘れられない試合になる」と力を込めた背番号7。全体アップ前の円陣では首脳陣、全選手を前に「お願いします」とあいさつし、拍手で迎えられた。
リハビリ中に何度か1軍練習には参加していたが「1軍の試合に出る準備とは違う。新鮮でした」と語り、「とにかく結果を出してチームに貢献できるように」と意気込んだ。「2番・三塁」での先発出場が濃厚で、元気な姿を聖地の虎党にアピールする。