西岡 相性いい倉敷から再進撃!
阪神・西岡剛内野手(29)が6月30日、相性のいい倉敷でチームに勢いをつける一打を放つ意気込みを示した。
29日の中日戦(甲子園)で復帰後初安打を放つも、チームは敗れて今季初の5連敗。だが「悲観する必要はない」とチームを鼓舞する言葉を残す。
浮上へのきっかけをつかみたい猛虎。そのために倉敷での一戦は最適だ。昨年6月5日の同地の西武戦。同点の九回1死一、三塁から西岡の右中間へのサヨナラ打で勝利を収め、そこからチームも5連勝と流れをつくった。
チームは倉敷でも09年から5連勝中とあって、お立ち台で「シーズンの半分、ここでゲームしたらいいんじゃないですか」と話したほどだ。
昨季のサヨナラ打について「関係ないです。頑張ります」と話すにとどめたが、この先の戦いへは「勢いをつける安打を打ちたい?そうですね。落ち込む必要はないですから」と気合をみなぎらせた。
借金2の4位と、暗い数字が並ぶ現状。だが「負けたことは戻ってこない。まだ試合はある。チームとして上を向いてやっていきたい」と言う。験のいい地、自身のバットでチームを浮上させる。それこそが西岡の完全復活の時だ。