梅ちゃん、グリエル完封で連勝街道導く
阪神のドラフト4位・梅野隆太郎捕手(23)=福岡大=が3日、4日からのDeNA3連戦でユリエスキ・グリエル内野手(30)を完璧に封じ、連勝街道へ導くことを誓った。
立ちはだかる“キューバの至宝”と称されるグリエル。今季ここまで17試合に出場して打率・286、4本塁打、11打点。中でも得点圏打率・313と好機になればさらに、持ち前の打棒が輝きを増す。
梅野は「長打は警戒したいと思います」と短打は覚悟の上で、厳しいコースを要求する構え。それ以上に「最近来た選手なので(良い)流れをつくられないようにしたい。対戦は初めてなので、早く特徴をつかみたいです」と試合の中で対応していくことを強調した。
2日のヤクルト戦では岩田、福原、呉昇桓の完封リレーを好リードでアシスト。プロ入り初の“完封マスク”で勝率5割復帰、3位浮上に大きく貢献した。
「チャンスをつくられないのが一番です。しっかり丁寧に投げさせたい」
リーグ戦再開後の悪い流れを好転させたルーキー捕手。キューバから来た強敵を沈め、再び完封劇を演出する。