西岡抹消…マイナスにはなりたくない
阪神・西岡剛内野手(29)が23日、背中の張りで出場選手登録を抹消された。西岡は前日の練習前に患部の張りを訴え、試合ではベンチ入りもなかった。
和田監督は「痛みを伴う張り。今朝の状態も、昨日から急激な変化がなかった。もう1回万全にということで、時間を置きます」と説明。21日の巨人戦(甲子園)では八回に代打で右中間二塁打を放つも、その後に患部を痛めたもようだ。
西岡は開幕カードの3月30日の巨人戦で守備時に右翼・福留と激突し、左肩の脱臼や左右の肋骨(ろっこつ)骨折などを負い長期離脱。6月27日の中日戦で1軍復帰したが、右肘痛を訴えスタメンを外れる試合が増えた。あと1日で1軍登録が8年となり国内FA権取得の条件を満たすが、目前での登録抹消となった。
西岡は自身のSNSサイト・フェイスブックで「今、チームもいい状況ですし、不安を抱えたまま1軍にいるのは迷惑ですし、マイナスにはなりたくありません!」とコメント。今後は病院での検査と治療、リハビリを重ねて再起を目指す。