掛布DC、来季続投へ 伊藤隼ら成果大
阪神が、今季で3年契約が満了する和田豊監督(51)の来季続投の基本方針を固めたことに伴い、掛布雅之DC(59)とも来季契約を更新する方向であることが28日、分かった。
掛布DCは長年の懸案とされる若手育成を託され、昨年10月に1年契約で26年ぶりに古巣復帰。昨秋キャンプから今成、伊藤隼、緒方らの指導にあたり、特に3年目・伊藤隼が打撃を開花させるなど大きな成果をもたらした。
この日、鳴尾浜の2軍練習に参加した掛布DCは「まだ何も打診は受けていません」と話したが、球団は卓越した打撃理論、指導方法を高く評価。2軍には一二三、北條など次代の主力を期待される若手が多く、常勝軍団形成へ引き続き若手育成を任せたい考えだ。