緒方、練習中に古傷・右膝負傷で病院へ
阪神・緒方凌介外野手(24)が12日、鳴尾浜で行われた紅白戦の試合前練習中に右膝を負傷。試合には出場せずに、山下2軍チーフトレーナーと検査のため病院へ向かった。
紅白戦前のシートノックでクッションボールを処理しようとしたときだ。左翼ライン際を転がる打球が跳ね返り、中堅方向へ。打球に合わせて体を回転させたときに、右膝をついたまま立ち上がれなくなった。
うずくまったまま動かない緒方のもとへ、トレーナーが駆け寄った。状態確認のため右膝を伸ばされると、顔をゆがめる場面も。自力では起き上がれずに、右膝を少し曲げた状態で、歩いて施設内に姿を消した。
緒方は「(右膝を)ひねったみたいです。伸ばせない。大丈夫だと思いますけど」と話したが、病院へ向かう際には、松葉づえをついてタクシーに乗り込んだ。右膝は東洋大時代に手術をした経緯がある。まだシーズンも残されているだけに、古傷の悪化につながらないかが懸念される。