虎・福原 中西コーチが初タイトル援護
阪神・中西清起投手コーチ(52)が18日、福原忍投手(37)の初の個人タイトル獲得を「アシスト」する考えを明かした。現在の36ホールドポイントは、1位の山口(巨人)に1つ差の2位となっている。仮に最優秀中継ぎ投手となれば史上最年長での受賞となるだけに、可能な範囲で配慮して起用していく。
「取らせてあげたいのはある。(残り試合数と数字的に)ちょっと厳しいけどね」と中西投手コーチ。投手陣ではメッセンジャーが最多勝を狙える他、2桁勝利が可能な能見や岩田、藤浪らにも気を配っていく。ただ、ベテラン右腕に対する思いは強い。
同コーチは「(例えば)高宮を投げさせてから(福原を)2/3とか1/3を投げさせる」と、起用パターンの一つを明かした。この日の福原は、休養して19日からの中日3連戦に備えた。常々、「個人よりチームの勝利」と話すように、首脳陣の配慮に感謝しつつも、チームの勝利のために投げることは変わらない。