和田監督、本拠地CSへ一戦必勝宣言

 阪神・和田豊監督(52)が22日、残り8試合と差し迫ったペナント佳境について、あらためて一戦必勝のスタンスで挑む決意を示した。1・5差追う2位・広島との直接対決を含む5連戦。CS本拠地開催権をかけた正念場になる。

 「残り8試合だからね。この5試合がというよりも、どれも全部大事な試合になる。しっかりと勝てるようにやっていきます」。甲子園室内練習場での指名練習後、虎将はこれまでと同じ姿勢で勝利に向かう姿勢を言葉に乗せた。

 全勝指令から初黒星を喫した前日。17残塁の拙攻とバント失敗が響いた敗戦。2度の犠打失敗を犯した大和を呼び寄せ、形態模写で実技指導を行うなど、ミス撲滅へと動いた。

 「俺も同じ立場で飯を食っていたわけやから」。大和のもがきと苦しみを理解しつつ、壁を乗り越えろとゲキを飛ばした。白星へとつながる細部を詰め、8戦全勝でCS聖地開催の権利をもぎ取る。

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