マートン首位打者当確!2冠も視野に
「DeNA2-1阪神」(23日、横浜)
阪神・マートンが初の首位打者に当確ランプをともした。得点にこそ絡めなかったが、4打数3安打の固め打ち。今季15度目の猛打賞で打率を・342まで上げ、打率・322でリーグ2位の広島・菊池との差を「2分」まで広げた。
「最後はハードラックだった。きょうは久保サンに素晴らしい投球をされたね。厳しいゲームだった」。岩田との投手戦で力投する久保を相手に、自身の2安打を含む10安打を浴びせたが、3併殺を喫するなど要所を締められた。
1点リードの九回にも田中から中前打を放ち追加点を狙ったが、後続の併殺などで好機を逸した。3安打が勝利につながらず、サヨナラ敗戦の直後ロッカールームを出ると足早にバスに乗り込んだ。
前カードの中日3連戦でもマルチ安打2度と好調をキープ。この日の固め打ちで安打数を172まで伸ばした。最多安打争いでトップのヤクルト・山田がこの日無安打に終わり、その差は「5」。2冠も視野に入ってきた。