呉昇桓37S目挙げセーブ王確定
「阪神4‐3広島」(26日、甲子園)
イニングまたぎの17球で、最多セーブのタイトルが確定だ。阪神・呉昇桓は1回2/3を無安打無失点で37セーブ目。来日1年目の外国人投手による抑えのタイトル獲得は、00年のギャラード(中日)以来14年ぶり2人目となった。
「(タイトルより)今はまだ2位争いをしているので、最後までしっかりと戦いたい」
出番は1点リードの八回1死一、二塁から。エルドレッドを左飛、鈴木誠は空振り三振で切り抜けると、八回1死一、二塁の打席では失敗に終わったものの果敢に送りバントを試みた。九回は3人で抑え、完璧なリリーフとなった。
「今日はちょっと早めもあると思ってしっかり準備していた」。残り試合とCSに向け、さらにテンションを上げていく。