和田監督、甲子園CSへ残り全部勝つ!
「阪神2‐1ヤクルト」(27日、甲子園)
阪神は徳俵に足が掛かりながら、粘り腰で決めたCS進出。そして2位・広島にも0・5差と迫った。「(CS進出は)最低ライン。何とか残り3試合を全部勝って、甲子園でCSができるように頑張っていきます」。連日の接戦を制し、和田監督も上気した顔を見せた。
2試合連続で試合を決めたのは6番・福留だ。「中軸の調子がいい中、6番の勝負強さが出るかどうかで接戦を取れる」。頼もしいベテランの働きをたたえた。
前夜、巨人の優勝が決定。だが指揮官は「全然見ていない」と宿敵の歓喜に沸く姿を見るのは避けた。勝負はまだ終わっていないからだ。「最後までしっかり勝ち続けます」。奇跡にも思えた甲子園CSを勝ち取った時、虎の下克上が始まる。