呉昇桓、右肘サポートアイテム解禁
阪神・呉昇桓投手(32)が22日、甲子園での全体練習で、右肘をサポートするための、自身の「ラッキーアイテム」を初着用した。韓国時代から使用していて相性の良いアイテムを、日本シリーズを前に解禁した。
「日本では最近まで暑かったから使っていなかった。韓国ではよく使っていて、調子も良かった。(試合でも)使っていた」
寒さを感じる中、この日も半袖のユニホームで登場。ただこれまでと違ったのは、右腕だけ長袖を着ているように、前腕部までをサポートするように覆っていたことだ。日本一を争う決戦に向け、頼れる「相棒」を万を持して投入した。
この「ショックドクター社」の製品は、メジャーリーグの選手らも使用しており、韓国時代に知人を通じて入手してから愛用。デザインが施されている関係で、韓国と違って日本では「試合で使えない」と言うが、練習だけでも使うところに、日本シリーズにかける思いが表れている。
この日は、ノースローでランニング中心のメニューで調整し、23日からはキャッチボールを行う予定だ。シーズン終盤から獅子奮迅の働きを見せる守護神が、細部にまでこだわって万全の状態に仕上げていく。