西岡“必勝3箇条”日本一知る男の金言
「日本シリーズ・第1戦、阪神-ソフトバンク」(25日、甲子園)
阪神の西岡剛内野手(30)が24日、甲子園での全体練習に参加し、日本シリーズの戦い方に言及。過去2度の日本一を成し遂げた経験から導き出した3箇条を明かした。
【1】最大限に緊張して
今の阪神に日本シリーズを経験した選手は少ない。だからこそ「楽しめと言われても緊張する。最大限に緊張してやったらいい。そうじゃないとビッグプレーも起きない」と力を込める。
【2】勢いを出すには普段やらないプレー
ロッテ時代に西岡が初出場した05年の阪神との日本シリーズ第1戦。同点の無死一塁からシーズンではやったことがない一塁側へのプッシュバント決めてチャンスを拡大。ビッグイニングをつくり、4タテへの勢いを生みだした。
「いつもやらないプレーが勢いを生みだす。ワンチャンスをどう生かしていくかが大事」と語った西岡。切り込み隊長が打線にどう勢いをつけるかが、攻撃のカギになる。
【3】ミスを撲滅
「CSでもミスの後にファーストライナーがあって失点につながらなかった。ミスは流れを変える。ミスが出ても全員でカバーしないといけない」と守りの重要性も強調した背番号7。集大成と位置づける日本シリーズ。西岡が勝つための“何か”を持ってグラウンドに立つ。