秋山ローテ入りへ“武田カーブ”習得や
「阪神秋季キャンプ」(1日、安芸)
阪神・秋山拓巳投手(23)が1日、オフに“武田カーブ”を習得し、来季のローテ定着を狙うことを宣言した。
午前中、ブルペンに入り53球。昼食を挟んで約50球の投球練習を行った。キャンプ初日から異例のブルペン投球“おかわり”。「リリースがしにくかった」と踏み出す左足の矯正のためと話したが、日本シリーズの刺激がこの貪欲さにつながった。
ソフトバンクの武田と摂津。テレビ画面越しに「緩い球を使って抑えていた」と、カーブを駆使した両投手の投球を分析。秋山自身も、今季途中から緩急へのこだわりを今まで以上に持ち続けていたため、感銘を受けた。
「秋季キャンプは時間があるので、しっかり練習したい」と意欲的だ。虎打線をほんろうした日本一の投球術を習得し、先発枠を奪い取ってみせる。