藤浪「大丈夫」も…次回先発を12日判断
10日の日米野球壮行試合で、右手親指付近に打球を受けた阪神・藤浪晋太郎投手(20)が11日、甲子園でノースロー調整を行った。MLBオールスターチームとの試合前練習でキャッチボールはせず、外野で打球を追った。
「大事を取った?登板翌日なので、それもありますし」と話した。右親指にテーピングを巻いていたが、前日と比べて、患部の腫れは引いているという。
次回先発は日米野球第4戦(16日)が予定されているが、侍ジャパン・小久保監督は慎重だった。「無理はさせられない。本人が痛みがなくて投げられると言うなら行ってもらう」。藤浪が侍ジャパンに再合流する12日に状態を確認して決める方針だ。
MLBオールスターとの試合後は「パワーがあるし、しっかり振ってくる。打球が違う」と印象を語った。次の登板へ、「しっかり勝負できるように逃げずに自分の投球をしたい」とイメージを膨らませていた。