和田監督 投手陣のバントミスに喝!
「阪神秋季キャンプ」(14日、安芸)
阪神・和田豊監督(52)が14日、秋季キャンプでのバント練習でミスを続出した投手陣に喝だ。走者やアウトカウントなど、数種類のケースで送りバント練習を行うも、19度試みた中で8度のバント失敗という成功率の低さに苦言を呈した。
投手と捕手が打者を務めたが、8度の失敗はすべて投手。特に秋山は3度試みて3度失敗。岩貞も2度失敗と精彩を欠いた。
練習後、投手陣を集めてゲキを飛ばした和田監督も「ずっと課題として続いている。勝つためには投げるだけではダメ。勝つための視野を広げていかないと」と厳しかった。
バントの成否はメンタルにも影響する。「(バント失敗を)引きずってマウンドへいく投手が多い」と指摘。セ・リーグは投手も打席に立つため、バントができなければ走者を置いた場面で代打を送られて交代となる。
だからこそ「決めれば長い回を投げられる。自身の勝利にもつながる」と力説。この秋、徹底的にバント失敗撲滅を推し進めるつもりだ