藤浪は年内ノースロー 疲労回復を優先

 阪神・藤浪晋太郎投手(20)が17日、羽田空港から札幌へ、空路で移動した。前日16日の日米野球第4戦(東京ドーム)に先発しており、今後は登板しないもよう。年内はノースロー調整するつもりだ。

 「本来なら肩を休めないといけないので。もともとキャンプでも、そんなに投げる予定じゃなかったですし。軽くキャッチボールぐらいはするかもしれませんが、12月いっぱいはトレーニング中心になると思います」

 長いシーズンをようやく終える。2年目の今季は先発ローテの軸としてペナントレース、CS、日本シリーズと1年間、フル回転。さらに、シーズン後は侍ジャパンに初招集され、日米野球では壮行試合を含めて2試合に登板した。

 第4戦では4回5安打4失点で黒星。「正直、ベストの体調ではなかったことは確かです」と本音も飛び出した。初の日本代表。目に見えない疲れもあっただろう。今後は来季に向けて、疲労回復に努める。

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