西岡、春季Cイケる!本格リハビリ開始
阪神の西岡剛内野手(30)が22日、甲子園で行われたファン感謝デーに出席し、右肘の手術後初めて和田監督と会談した。術後の経過を報告し「2カ月くらいで投げられるようになる」と明かした西岡。来年2月の春季キャンプは通常メニューをこなし、内野のレギュラー争いに挑む。
表情はスッキリとしていた。今年2月のキャンプ中から悩まされていた右肘痛。その不安を手術によってぬぐい去り「キャンプに間に合う?うん。それを逆算して手術した」と西岡は明かした。遊離軟骨の除去を内視鏡で行ったことで、体へのダメージも軽減。21日に大阪府内の病院で抜糸を終え、本格的なリハビリを開始した。
報告を受けた和田監督も「1年間、不安を持ちながらやっていた。リハビリは大変だけど不安を抱えずにやれる。キャンプで万全とまでいかなくても、開幕までには」と明るい見通しを口にする。ファン感謝デーでは元気に走り回り、ファンに問題がないことをアピールした。
「ファン感謝デーはファンのためのものですけど、僕が元気をもらえた」と語った背番号7。フィナーレのお立ち台では大歓声を浴びた。10年ぶりのリーグ制覇へ欠かせない男。球春到来の日まで、懸命にリハビリに励む。