秋山、ラグビー日本代表と異種トレだ
阪神・秋山拓巳投手(23)が23日、ラグビー日本代表選手との異種トレーニング計画を明らかにした。
来季6年目を迎える秋山。来季こその思いが、どん欲さに表れている。今オフ、メンタルトレ導入のほかに、異種目のラグビーからも飛躍の足掛かりをつかもうとしている。
きっかけは西条高時代の同級生で今年、ラグビーのトップリーグ、キヤノンに入団したLO・宇佐美和彦だ。「高校のときは普通に話もしてました」。宇佐美は新人ながらリーグ戦全7試合に出場し、10月には日本代表にも選出された。
「これまでは、野球以外の選手に話を聞くことはなかった。時間があれば、トレーニング方法とか聞いてみたいですね」
宇佐美は身長197センチ、体重111キロ。秋山は自分より大柄な選手が、どのように体幹や俊敏性などを養っているのか興味があると話す。さらに、同郷の愛媛で合同練習ができれば、プラスになると考えている。
この日は、中距離走で汗を流した。「気分転換です」と言いつつ、オフは鳴尾浜から甲子園まで往復8キロの走り込みなども精力的に行う考え。できることは何でもやる。飽くなき探求心が、成長につながると信じて秋山は、前へと進む。