ドラ3江越 駒大先輩・新井の「25」継承

 阪神が、ドラフト3位指名の江越大賀外野手(21)=駒大=に新井貴浩内野手(37)の退団で空いた背番号「25」を用意していることが24日、分かった。

 新井の退団が決まって以降、背番号25の処遇について球団は検討を重ねてきた。実弟の新井良や、若虎へ禅譲されるプランもあったが、最終的にルーキーで、駒大の後輩に当たる江越へ引き継がれる方針で固まった。

 球団幹部は「いろいろ考えたが、ルーキーに引き継ぐのが自然な形じゃないか」と明かした。江越自身も現在、25番をつけており、駒大では歴代、右の長距離ヒッターがその番号を与えられてきた。今秋の明治神宮大会では4番を任され、攻守で奮闘。チームの優勝に大きく貢献し、プロ入りへの花道を飾った。

 本人もドラフトで指名された直後に「愛着のある番号なので。いずれは新井さんの25番をつけてみたい」と目を輝かせていた。ポジションこそ内野と外野の違いはあるものの、新井と同じ右の長距離砲として期待されている。将来、中軸を任せられるような打者に-。偉大な先輩がつけていた番号は重圧になるかもしれないが、大きな背中を乗り越えた時、球団待望の生え抜きスラッガーが誕生する。

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