阪神来年ドラフトは遊撃手&捕手最優先
阪神が来年のドラフト会議に向けて、内野手と捕手補強を最優先課題に挙げていることが11月30日、分かった。
球団幹部は「来年の補強ポイントは野手。特に遊撃手と捕手が焦点になってくる」と明かした。ここ数年は投手中心のドラフトを展開したことで、人数面を含めて整備が進んでいると判断。その一方、チーム状況を見れば鳥谷がメジャー移籍を目指して海外FA権を行使。生え抜きで主力と呼べる選手がいない現実が横たわる。
捕手も高齢化が進んでおり、世代交代は急務の課題だ。また遊撃手にポイントを絞るのは、外野へコンバートした大和の成功例があり「遊撃を守れるなら、どのポジションにも対応できる」と同幹部。外野手など目先のポジションよりも、あくまで選手の質にこだわる方針だ。
来春のセンバツには、仙台育英・平沢、天理・貞光ら注目候補の出場が決定的。捕手では大学No.1の呼び声高い明大・坂本が筆頭候補となりそうだ。現在は各担当スカウトが来年の候補リストの作成作業に入っており、年明けにスカウト会議でリストアップすることになる。
「あくまでもドラフトが補強の基本」と球団幹部が語るように、中軸を担える野手を発掘していく。
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