レジェンドに並ぶ！！「２０１４年スカパー！ドラマティック・サヨナラ賞年間大賞」の表彰式が１日、都内のホテルで開催され、阪神の福留孝介外野手（３７）、ソフトバンク・松田宣浩内野手（３１）が受賞した。１３年から２年連続でサヨナラ本塁打を放っている福留は来季、７４～７６年の田淵幸一（６８）以来、球団史上２人目の３年連続サヨナラ弾で、チームを活気づける意気込みを示した。

　チーム屈指の勝負強さを誇るベテランが、ミスタータイガースに並ぶ一打を約束した。

　「来年も窮地の時にでも一振りで決められればすごくいいこと。常にいい状態にするのが一番だと思う」

　同賞の受賞対象となったのは７月２２日の巨人戦（甲子園）で放ったサヨナラ本塁打。「あそこは狙っていい場面だった。（サヨナラ勝ちは）チームが勝ったとはっきり決まるんで、自信にもなる」と振り返った。

　劇的な一発は、チームにも個人的にも勢いを生む。「状況の中でアプローチしたい」と来季も同様の状況なら一振りで試合を決めにいくつもりだ。

　今季終盤は無類の勝負強さを見せた背番号８。完全に輝きを取り戻し、来季も聖地に歓喜を巻き起こす。