良太“補強失敗”でも「自分が頑張る」
阪神の新井良太内野手(31)が9日、西宮市内の西宮養護学校を訪問。小学校から高校までの在校生70人や保護者と、ダンスや歌などのレクリエーションで交流した。
生徒からの質問コーナーで「来年は日本一になれますか?」と問われた新井は、「来年は優勝できます!」と宣言。さらに「補強は失敗してますけど、(優勝)できます。現有戦力の自分が頑張ります」と言い切った。
「自分が頑張って、自分で勝ったという試合が今年以上に何試合もできるようにしたい」と、勝利への貢献度を自らに課している。来季、「補強失敗」の声を封じるかどうかは自分次第だ。
交流会では、「ライバルは誰ですか?」とも問われた。「(三塁では)今成ですが、外野もやることになれば外野手全員」と言う一方、「自分自身に勝てれば試合にも出られる。自分がライバルです」と定位置奪取へなりふり構わぬ姿勢を見せる。
8月に発症した腰痛も順調に回復。年明けの自主トレは未定だが、今後は「いっぱい練習して疲れを蓄積してどうなるか」と肉体を追い込んでシーズンに備える。