中西コーチ藤浪の訴え聞く…調整法相談
阪神・中西清起投手コーチ(52)が21日、来年1月中に藤浪晋太郎投手(20)とキャンプ、オープン戦の調整方法について話し合うことを明かした。開幕までの登板、イニング、投球数増を求める藤浪の意見に耳を傾ける。
中西投手コーチは当初、11月中旬まで日米野球に出場していた藤浪と岩田については、来春のキャンプでは「第1クール、第2クールぐらい、後ろにずらそうと思っている」と、スローペースで調整させる方針だった。しかし藤浪が「正直言うともっと投げたい。実戦で多く投げてつくっていきたい」と訴えていた。
これに対し中西コーチは「キャンプインまでに本人と話をする。(藤浪は)普段通り、第1クールからガンガン投げると言っていたから」と理解を示した。キャンプ前に話をして「ある程度、方針を固めていこうと思っている」という。
キャンプ中には「全員(実戦で)投げてもらう」という方針。他の投手の登板数とのバランスも考えながら、藤浪の最善の調整方法を探っていく。