秋山“牛鬼投法”で先発ローテ狙う

 阪神・秋山拓巳投手(23)が27日、愛媛県南宇和郡の南レク城辺球場で、日本ハム・鵜久森、広島・西原とともに地元の小中学生に野球教室を開催。先発ローテ入りを狙う来季に向けて“牛鬼投法”で挑む決意を示した。

 テーマは決まっている。

 「真っすぐは一番のこだわりにしている。捕手にストレートのサインを出してもらえるようなボールを投げられるようにしたい」

 以前、中西投手コーチから変化球に頼り過ぎている投球スタイルを注意された。オフから春季キャンプに向けて、直球を自信を持って投げ込める武器に変えるつもりだ。

 野球教室の会場は宇和島からも近い。「有名なのは闘牛です。宇和島東は“牛鬼打線”と言われてました」。88年のセンバツで優勝するなど猛打で甲子園を沸かせた“牛鬼-”の称号。剛球で打者を打ち取ることをテーマに掲げる秋山の投球に当てはまる。

 今季は3試合に登板して0勝1敗。1年目に4勝を挙げて期待された右腕も来季は6年目。“牛鬼投法”で活路を見いだす。

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