梅野“2年目飛躍”で阿部&古田に続く

 阿部ロードを歩む!阪神・梅野隆太郎捕手(23)が7日、福岡市内の母校・福岡大グラウンドで、自主トレを公開した。今年初打ちとなるティー打撃などで約2時間、汗を流した年男は、球界に名を残してきた先輩捕手のように、プロ2年目で飛躍する決意だ。

 「去年経験させてもらって、今年は責任感を持ってやりたい。今年はレギュラーを目指していく年。開幕マスクをかぶりたいです」

 学生時代からあこがれる巨人・阿部は、1年目こそ村田真と併用され打率・225だったが、2年目に・298をマーク。正捕手の座を奪い、チームの日本一に貢献した。ヤクルト・古田も2年目に首位打者を獲得し、一気に日本を代表する捕手へ駆け上がった。

 梅野の1年目はシーズン終盤に息切れし、92試合の出場で、打率・197、7本塁打。長所はフルスイングが持ち味の打撃。昨年は下位打線が定位置だったがクリーンアップ奪取にも意欲を見せる。

戦う準備整った

 「目指すものとして持っていきたい。打順が上がっていけば、チームに貢献しているということなので。頭の隅っこに置きながら、変わらず結果を求めていきたいです」

 1年間、戦う準備は整った。シーズン中に落ちていった体重もオフのトレーニングの成果で、80キロに戻った。「ベストの力が出ると思う。シーズン中からサプリメントをとりながら体調面もしっかりやっていきたいです」とうなずいた。

 初詣で引いた中吉のおみくじには「努力すれば目標に近づける」とあったという。勝負の2年目は死にものぐるいで鶴岡、藤井との競争を勝ち抜く。

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