マートンがリタイア…負傷は「軽度」
「阪神春季キャンプ」(2日、宜野座)
阪神のマット・マートン外野手(33)が2日、右太もも裏の筋挫傷でキャンプ2日目にしてリタイアした。
アップ後のベースランニング中だった。助っ人は全メニューを走り終えると、ベンチ裏へ直行した。荷物をまとめると、険しい表情で車に乗り込み、無言のまま球場を出発。病院で診察を受けた。
全治は不明。和田監督は負傷の程度を「軽度」と話しており、今後は宜野座に残って調整する。
程度の違いはあるが、12年に左太もも裏の筋挫傷を発症した際は、フリー打撃再開が負傷から11日後だった。指揮官は「時期的に焦らせる必要はない。治してから本隊に戻す」とも話しており、今回は開幕まで時間があるため、2月中旬までは別メニュー調整となりそうだ。
また、鶴岡一成捕手(37)もベースランニング中に右ふくらはぎを痛めて、マートンと病院へ向かった。こちらも軽度の筋挫傷と診断を受けたが、4日にも安芸キャンプに合流する見通しだ。