掛布DC 若虎たちのサバイバル予言

 「阪神2軍春季キャンプ」(10日、安芸)

 阪神・掛布雅之DC(59)が10日、2軍キャンプ地の高知県安芸市に入った。11日からの第3クールを前に「これからいよいよ若手の本当のサバイバルが始まる」と宣言した。

 初実戦となる11日の西武戦(安芸)を皮切りに、練習試合は12日間で6試合。1試合、1打席が勝負となってくる。28日には1軍の練習試合・オリックス戦が安芸で行われるが、「2軍の若手で残れる選手もいるだろう。その辺(の競争)はシビアになってくる」と予告した。

 掛布DCが、中でも高い関心を示したのが横田だ。「向こう(宜野座)にいても『すごい』と聞いていた。試合の中でどういう結果を出すか、楽しみ。3月のオープン戦に帯同できるようないい結果を残せれば一番いい」と期待を寄せた。

 優勝にはチームの底上げが不可欠。「若手の力がないと1年通してのスタミナはチームに出てこない」。過酷な競争に臨む若虎の一挙手一投足に目を光らせ、下地を作り上げる。

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