藤浪負けん!開幕投手争いメラメラ

 「阪神春季キャンプ」(14日、宜野座)

 15日の紅白戦で実戦初登板する阪神・藤浪晋太郎投手(20)が14日、開幕投手のライバル・メッセンジャーに胸を借りる意気込みを示した。「ぼくがこの国を去るまでは待ってなさい」。そんなメッセンジャーの“挑発”も冷静に受け止める。

 「ランディはそう言うでしょう。それだけの成績を残している。開幕にふさわしいのはメッセと思いますし、格は能見さん、岩田さんの方が全然あるのは分かっています。ただそういう気持ちでやっていくことが大事だと思っています」

 1年目10勝、2年目11勝。勝ち星は上積みしたが、満足感はない。足元を見つめながら改めて、開幕投手への思いを強調した。15日は先発で2イニングを投げる予定だ。「バッターと対戦するのは久々なので反応を見たい」とテーマを掲げた。

 今キャンプ初のフリー打撃でも、並外れたパワーを見せつけた。87スイング中、安打性の打球は30本。左中間と右方向へ、2本の柵越えを放った。ただ、「不本意ですね」と苦笑い。連日、打撃練習に汗を流しており、「もうちょっと打てると思いました」と悔しさをにじませた。球団のシーズン投手最多本塁打は1965年のバッキーが放った4本。「それは厳しいと思いますけど、1本は打ちたいです」と2年連続弾に意欲を見せていた。

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