メッセ挑発!藤浪に「待ってなさい」
「阪神春季キャンプ」(14日、宜野座)
阪神のランディ・メッセンジャー投手(33)は14日、開幕投手争いに向けて余裕を見せた。登板予定の15日の紅白戦から本格的な競争が始まるが、開幕に意欲を見せる藤浪の挑戦を堂々と受け止めた。
「(藤浪は)僕がこの国を去るまでは待ってなさい(笑)。(自分が)帰ったらいくらでも(やったらいい)」
藤浪も含めて、チーム内での競争は大歓迎。ただ、最後は自分が開幕のマウンドに上がると信じている。「そこを目指してがんばっている他の人たちのチャレンジも、ドーンと来いぐらいに思ってますし、過去の成績からも自分であるべきと思ってます」。揺るぎない思いがある。
この日はランニングやフリー打撃などで調整。1イニングの予定の紅白戦も「ファンのために投げる」と結果にはこだわらない。テレビ会見では沢村賞のタイトルに関して問われ、「狙いたいし、それに向かってがんばりたい」と答えた。高い目標こそ、右腕の自信の表れでもある。