上本は「走」で3安打の西岡に対抗
「阪神紅白戦、白組3-1紅組」(15日、宜野座)
紅組の1番・二塁で出場した阪神・上本博紀内野手(28)は、1安打2盗塁で先制のホームを踏むなど、3安打の西岡にスピードで対抗した。
一回に四球で出塁すると、藤浪のボークで二塁へ進んだと思われた。だが中西投手コーチが審判に抗議して判定が覆り、一塁へ戻されるハプニング。だがその直後、完璧に藤浪のモーションを盗んで二塁を陥れた。
三回の第2打席では岩田の直球をたたき、右前打で出塁すると再び二盗に成功。立て続けに三塁を狙って憤死したが「どんどん走っていきたい」と積極的な姿勢が際立った。
打撃ではバットを長く持つフォームで結果を出し「まだこれからなので、いろいろ試しながらやっていく」と語った上本。二塁争いはし烈だ。