藤浪“開幕投手”21日OP戦に先発
「阪神春季キャンプ」(18日、宜野座)
一足早い、“開幕投手”だ。藤浪晋太郎投手(20)がオープン戦開幕戦の21日・DeNA戦(宜野湾)に先発することが、分かった。当初は22日・中日戦の予定だったが変更された。
その後は28日の練習試合・オリックス戦に先発予定。安芸の登板は3年連続。対外試合で結果を残し、シーズン開幕投手へ、弾みをつけたいところだ。
実戦初登板した15日の紅白戦は2回2安打1失点。「結果は良くなかったけど、バッターに投げられて良かった」と手応えをつかんでいた。これまで対外試合に向けて「しっかりアピールをしないといけない立場だと思う。普通にやっていてはいいところで投げさせてもらえない。試合で試したいことはあるけど結果を残したい」と話しており、どん欲に結果を求めていく。
この日は課題克服に時間を費やした。午前中はメーン球場でけん制球の練習に参加し、「自分ではそんなに下手だと思っていない。場面やタイミングを考えてやりたいです」と前向きに話した。
午後からの自主練習では能見に誘われ、サブグラウンドへ。課題とする送球練習に取り組んだ。「能見さんが手伝うと言ってくださったので」と先輩の配慮に感謝していた。