和田監督、燕打線警戒「研究しないと」

 「練習試合、ヤクルト9-9阪神」(19日、浦添)

 阪神・和田豊監督(52)が19日、ヤクルト打線への対策をあらためて練ることを明言した。レギュラークラスが並んだ打線に9点を奪われたこの日の試合だけではなく、昨年の対戦も踏まえて考えていく。

 「去年もセ・リーグで一番点を取ってる。打線は非常に強力で、その上でミレッジが帰ってきてね。バッテリーが相当研究していかないといけない」

 昨年、ヤクルトには13勝11敗で勝ち越したが、対戦成績は被打率が・309、失点が133で、1試合平均の失点は5・54。さらに防御率も5・28だった。「こういう展開になることが多い。特に神宮では打ち合いになることが多い」。余計なミスを減らすことはもちろん、対策も必要だ。

 北條や中谷の活躍で同点に追い付いた一戦。「シーズンでも何回も戦うから、負けないに越したことはない。勝つことで執念を見せること。そういう気持ちは最後まで出ていた」と指揮官。若虎の奮起を喜び、同時にヤクルトへの警戒心も強めていた。

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