能見、準備OK 最終調整4回1失点

 「育成試合、阪神3-6日本新薬」(25日、鳴尾浜)

 阪神・能見篤史投手(35)が25日、鳴尾浜で行われた育成試合・日本新薬戦に先発登板。4回4安打1失点と粘りの投球を披露した。今季の初先発が予想される3月31日のヤクルト戦(神宮)へ、左腕が最終調整に入る。

 「試合での感覚だけですね。全部の球種を投げられましたし、その辺です」。初回、2本の安打と失策で無死満塁のピンチを招いても、動じなかった。4番・沖野を低めの変化球で空振り三振に仕留め、後続も抑えた。

 三回も失策が絡み、1死満塁。今度は沖野に中犠飛を打たれたが「上(1軍)ならああいうプレー(失策)はないでしょう。特に気にはしていません」。今年のテーマである「粘って投げる」を実践し、自身の開幕前最後の実戦登板を終えた。

 見据える先は31日だ。今季から硬くなった神宮のマウンドも「球場で確認します。問題はないと思います」と不安はない。11年目シーズンに向けて「いい状態をもっていきたいと思います」と表情を引き締めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス